まひるのそら

ノートの端っこみたいな感じ。

定期的な活動。

 今、新人賞を終えて、次の新人賞に向けて長編小説を書いています。
 お仕事はレスポンス待ちなので、今のうちに。
 それがねえ。高気圧のおかげで体調はいいんだけど、小説がねえ。構成力がないってことは以前から自覚していたんだけど、どうにも構成が固まらない。でも初速の勢いだけで書き始めちゃってる。だいたい初速の勢いだけで書き上げても、一次選考くらいなら通過できちゃうから、そこに待ったをかけて構成から練りこむ……ああ、じれったい! 早く文章が書きたい! うずうずしすぎてむしろわくわくしてきてしまってなんだかわからなくなってきてしまっています。
 今日、ヒーローズがやってました。昔のように血が燃えるような気持ちはないんだけど、打撃いいねえー。寝技に持ち込まれようがなにしようが、殴る。とにかく殴って殴り倒す。あの強引さがたまらないっ。最後はカルバンの腕ひしぎで決まったけど、打撃で決まる試合の方が好きだなあ。あっという間で決まるのがたまらない。その点、キッドとえーと、誰だっけ、あの軽量級の戦いは早くてすごいと思った。あの切り替えしの速さはすごいよなあー。
 わたしも非力ながら格闘技やってたけど、うーん、今思うと、頭殴るなんてことできないなあ、と思った。頭、危ないですよ、脳溢血とかしたらどうするんですか。怖い怖い……。
 そういうわけで、人生守りに入ってしまったわたしですが、小説は攻める気持ちでがんばりたいと思います。もうかけねえーっと、小説を読んで挫折したりもしましたが、結局のところ、この歳になっても何歳になっても、わたしはわたしのできる限りで書くしか手はなく、書くことで技術を磨くしか手はなく、結局、書いて読むしかないんだなあ、と思い小説と向き合っています。いつまで続くかなあー、次の低気圧が来るまではなんとかがんばりたい所存です。
 友達がドラマシナリオのシナリオ書いてて、企画書からシナリオを立ち上げる過程を見せてもらったんだけど、シナリオ。小説と何が違うの? ――と思われるかもしれない。小説を箇条書きにしたような感じのものがシナリオなんだけど、これが柔道と空手くらいの差があって、構成力がものを言う舞台なので、わたしみたいに情緒とか勢いだけでごまかしている人間にはとても不利なものでして、シナリオを受注しなくてよかったなあ、と逃げ腰になっています。シナリオもねえー。できるなら経験しておいた方がいいんだけど、わたしが習った作法と違うところとかあって、ああブランクだなあ、と思うのだけど、うーむ、シナリオ、書いてて面白みがない! 確かに読んでうまいなあ、と感じても、圧倒されるような気配を感じるまで熟達してないので、読んでもイマイチつかめない。なんとかねー、小説一本だけで食べていきたいけど、小説の方もなー。これといってうまいわけでもないし、気分で調子が変動しちゃうから、難しい〜。
 はたしてはたして。わたしは本を出すことができるのかしらー、っていうか、そうでした、今やってるお仕事で、本は出すことになっているんですよ! 短編集のひとつをわたしが書くってだけですが、一応プロットを担当さんに見てもらってる最中で、これが通過したら本文を渡して、それでまたOKもらえたら、出版業界デビューとなります。でも単独デビューじゃないので、ちょっと微妙なところ。それでも成功すれば短編では破格の金額がもらえるからとっても楽しみです。いろんな人に助けてもらいながらの仕事ですが、なんとかうまくいくといいなあ。
 とりあえず、小説を最近はよく読むようになりました。とてもゆっくりですけど。
「文学少女と慟哭の巡礼者」
 文学少女シリーズの最新作です。いよいよ、主人公のトラウマ・ミウとの決着がつきます。主人公が非常に苦しむ場面が多いというか、トラウマに向き合い、真実を知る物語。思い出を美化してしまうこと、それに対する冷徹な現実。壊れてしまった人達の再起を、宮沢賢治の物語に照らし合わせながら進んでいきます。栄光に包まれている宮沢賢治が、実は生前は二作しか本を出せず、しかもまったく売れず借金をしていて、農業を始めてもまったく実らずにいた不遇の人生を送っていたというのはご存知でしょうか。「銀河鉄道の夜」カムバネラの願い。ジョバンニの願い。それと宮沢賢治、さらに文学少女に出てくる登場人物との物語の絡み。はっきりいってこんな作品、わたしには生涯書ける気がしません。読んでいて辛くなる作品でもありますが、感動があります。

「クリスマス上等」
 MF文庫というところでの受賞作です。ノンストップな勢いがあってなおかつ多重に存在する世界間での抗争、薄幸の少女を救うこと。救うとはどういうことか、考えさせられます。たった一言、それが人を救うのだなあ、と思わされました。言葉、大事。

「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」
 電撃大賞で最終選考組で物議をかもして受賞にいたらなかった作品。ぶっとんでます。最近現れつつあるヤンデレというものをわたしも書いてるのですが、精神疾患を患うわたしが見ても、本当に壊れた人というのはどういうものか、というのを改めて痛感させられました。その描写力と洞察力、トラウマ、隠された真実。文学少女と似たテーマを用いていますが、これはまた別角度で救いのない物語の中の幸福というのを見ることができます。うん、わたしには本当にトラウマを負って這いずって生きている人の気持ちを理解してなかったんだな、と思わされました。圧倒されます。

「バカとテストと召還獣」
 はい、バカです。ここまで笑いに特化しようとして、小ネタだけで押し切る力を持っている作品というのを久々に読みました。文章の次の文章が予測できません。普通、流れがあるのだけど、見事にぶっちぎりで斜め向こうの文章へと繋がっているので、笑えます。こういうライトなの、わたしも書きたいなー、と思います。だけど、センスだよなあ、と思い挫折するのでした。とても愉快です。楽な気持ちでさくさく読める作品です。

 
 ――そういうわけで作品紹介でした。実際はこの作品の四巻だったり二巻だったりするのですけど、タイトルだけをお知らせ。気になった方はアマゾンサーチが左下にあるのでチェックしてみてください。どれもお勧めですよー。
 そういうわけで、わたしもそろそろ本を読むのをやめて、現実逃避もやめて作品に向かい合うとしましょうか……。
 それではそれでは。 

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

火車 (新潮文庫)

宮部らしくない文章。読解に苦労した。もっとわかりやすい日本で記述すればいいのだが。始めて読んだ宮部みゆきさんの本が「理由」だった。そして正直面白くなかった。もう宮部みゆきさんの本は読まないつもりだった。しかし「火車」を多くの人が勧めているのでしかたなくと

めぐみのブログ 2007年10月02日(Tue) 10:52

銀河鉄道の夜『銀河鉄道の夜』(ぎんがてつどうのよる)は、宮沢賢治の童話作品。これまで数度にわたり、映画化やアニメーション化、演劇化されている。また、最近ではプラネタリウム番組も作られている。解説1924年ごろから執筆が開始され、1933年の賢治の死の直前まで推敲

文学・古いものから今まで 2007年10月04日(Thu) 18:17