まひるのそら〜ラミルカ奮闘編〜

ノートの端っこみたいな感じ。今日からPSU日記に!

げんしけんの終わり。青春の終わり。

 げんしけんが終わりました……。
 これにてわたしの青春は、今更ですけど、完全に終わった気がします。
 げんしけんが一巻出した頃、わたしは確か、学生でした。
 それも大学が終わった後の専門、という、あのキャラのような進学の仕方をした後の学生。
 だから学生といっても、仕事もらって仕事やってたし、サークルや部活もなかったから、純粋に学生じゃなかったのかもしれない。
 でも、げんしけんの作中にあるみたいに、あの作品はあーだとかこーだとか、実際、自分らで書いてる作ってるって立場だから、簡単には言えなくて、発言に責任が伴い、あんまり大口を叩くと恥をかく、というなんとも微妙な感じで、作者と読者の間にいた時期。そうして、今もプロと読者の間に立っているような時期で、学生気分こそないにしろ、げんしけんを読んでいる中だけは学生気分に戻っていて、反面、学生時代にもっと色恋沙汰があれば……! なんて思いもして、色々な思いを詰め込んでいた作品であって、少なくとも、大学時代にも色恋沙汰はあったのだけれど、ばりばりではないにしろ体育会系で格闘技な部活だったから、緊張しっぱなしで、あんなラフな感じはまるでなく、色々と衝突ばかりしていたから、どんどん抜けていってしまう時期で、何より、自分が今よりももっと臆病だったから、あんまり異性と積極的にどうのってなかったし、そもそも、大学って、入学したら部活に慣れるので精一杯、慣れた頃にはゼミ入試で精一杯、それが終わると、今度はゼミで精一杯、ゼミに慣れた頃には、卒業論文で精一杯、あるいは就職か進学で精一杯、ということで、常にいっぱいいっぱいだった気がします。
 そうなると、留年したりして、何年も学生を楽しんでいた人たちがとてもうらやましく思えます。
 高校生活もまた、部活と進学で精一杯で、それを言ったら専門のときだって初仕事で精一杯だったし、何人もいるなかで、頭角を出すために精一杯。
 そうなると、今現在が一番落ち着いているのかもしれません。いや、落ち着いてる場合じゃないんですけど……。あるいみマンネリになってきてるというか……。
 とにかくまあ……、出会いなんてなくて、そういった意味では緊張も新鮮な思いもすることはなくなってしまい、いい思いも悪い思いも、他者から受けるということがなくなって、そういのがきっと青春の終わりなんだろうなあ、なんて、思うわけでした。いや……就職普通にしてる人は、毎年新入社員とかとしてるんで、職場恋愛もあるだろうし、わたしが例外なんですけどもね……。
 小説書いて早三年か四年、ちまちまちまちま書いてきてそんなたっても、まだまだ全然素人のまま。
 そんな素人のわたしはげんしけんの世界を心のボーナスみたいに思っていて、恋愛がテーマになってきた辺りから、とても好きになって(ある人はそれが嫌だとか思うかもしれないけど)、あー、恋愛したいなあ、なんていつも思わされて、それでも仕事と恋愛をもう完全にどっちかだけ、みたいな人生にしちゃったから、だからもう手にすることのできない青春みたいな感じになっていて、だからこそか、げんしけんでは恋愛がうまく行ってるようで、それでいて同じ職種についていて……なんてうらやましいんだ! 現実にそんなこと滅多にないぞ! ああ! 学生時代からこの仕事関係のサークルに! てか、そんなサークルがそもそも大学になかったっつの! 
 ……なんて、まあ、叫びたい感じです。
 いやー……青春。思春期。恋愛。誰かと誰か。
 いいですなあー。
 はあー、恋愛したい……。口が悪いけど、無責任な恋愛がしたい……。
 今の状況で恋愛の可能性なんて、絶対、将来がついて回るし、もう結婚が前提なのが当たり前、みたいな認識もたれるし、恋愛=現実的な話、なわけで、胸が躍るような気持ちも、来月の光熱費どっちが払うのよ! っていう問題に押しつぶされるというか……。なんとなく主婦が出会い系に走る気持ちがわかった!
 そういうわけで、先生は、作家同士で結婚するといい、とおっしゃるのですが、なんというか、げんしけんで言うと、オギーとささやんの関係って、すごくうらやましいというか、でも、プロになったら、きっと辛くなるんだろうなあ、なんて思って。
 趣味を仕事にすると、楽しいけど、辛いです。楽しめていたものも楽しめなくなったり、いつも仕事が頭をちらついて。
 もしかしたら、恋人ができたら、そんなこと考えずにすむのかなあ、なんて思ったりします。……でも職場で恋愛なんてないってよく聞いてるんだけどね……。編集様と出会い……なんてしたいなあ、と思います。それだったら何時間でも一緒に打ち合わせしたい……。
 はあー、若者よ! 
 青春楽しんどけ!
 未来ばっかり考えるな!
 好き、という気持ちはきっと今しか味わえないから!
 得と味わうがいいさ!
 ――と、もうすでに手遅れなわたしの心の叫びでした。
 あー……人生失敗した! ……くそう……こんなはずでは……。

PageTop